【Amazon初心者向け】Amazon広告&DSP広告の4種類の特徴・目的を簡単解説!(スポンサープロダクト/スポンサーブランド/スポンサーディスプレイ/AmazonDSP)

amazon広告&DSP広告の特徴&目的

こんにちは!

国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。

さて、既存のAmazon出品者様やこれからAmazonへの出品を検討されている方の中には、このようなご状況の方がいらっしゃるのではないでしょうか。

・せっかく出品するなら売上を伸ばしたいけど、どうしていくべき?
・Amazonには同じカテゴリ内で商品数も沢山あるし、どうしたらお客様に商品を見つけてもらえるんだろう?
・楽天同様、Amazonにも広告があるようだけど、どんな種類があるのか?

上記以外にも様々な思いやお悩みがあるでしょう。

Amazonで商品を出品し売上を伸ばすためには、様々な施策や対策を着実にこなし基盤を整えていく必要がありますが、近年必ずと言っていいほどコンサルタントが提案している施策があります。

「Amazon広告の出稿は必須」です。

とはいえ勘違いしてほしくない点は、アグザルファでは「広告が一番重要」といった視点の提案ではなく、長期視点で売上を上げていく・成長させるためには出品者ご自身のアカウントや商品ページに力をつけていく「土台となる基礎施策」も重要視しています。

もちろん、ご状況次第では広告施策の方に比重を置いて優先的に進めるケースもございますが、そのような前提で読み進めていただけますと幸いです。

この記事では、Amazon出品初心者の皆様を対象にAmazon広告の種類や掲載例、基本的な知識を簡単に解説していきます!

(詳細なターゲティング方法や設定方法などは割愛し、各広告の概要や掲載イメージを解説いたします)

Amazon広告でできること

そもそも「Amazon広告」でどういったことができるのでしょうか?

Amazon広告に出稿すると「Amazon内の商品詳細ページやあらゆるページに広告を表示させること」ができます。

Amazonに商品を探しに来た人、買いに来た人に対して商品を露出し、購入に繋がるチャンスを増やすことができます。

そんなAmazon広告には大きく3種類あり、目的に合わせて使い分けることが重要です!

Amazon広告の利用資格
・大口出品者であること
・ブランド登録がされていること(スポンサーブランド広告/スポンサーディスプレイ広告)
Amazon広告の料金体系

「クリック課金制」となっており、広告をクリックされると料金が発生します。

※スポンサーディスプレイ広告ではインプレッション課金も選ぶことが可能です。
こちらは広告のインプレッション毎(表示毎)に料金が発生します。

<< ご注意 >>

Amazonのポリシーにより、広告出稿ができない一部商材がございます。
また、広告掲載途中で掲載が不可となるケースもございますのでご留意ください。

Amazon広告の3種類について

Amazon広告には3種類あり、種類に応じたターゲティング方法がありますが、目的に合わせて広告を組み合わせながら出稿するのが一般的です。

ここではAmazon出品者様がご自身で設定できるAmazon広告3種類の基本的な広告について解説します。

また、各広告の配信クリエイティブについてはAmazonに登録しているASINから自動で生成されるため、出品者側でのクリエイティブ作成は不要です。

それぞれのAmazon広告がどのように表示されるのか、広告形態によって異なる特徴と目的を見ていきましょう。

1┃スポンサープロダクト広告

まずは「スポンサープロダクト広告」からです。

ユーザーがAmazonで検索しうるキーワードや類似商品等をターゲティング(指定)して、Amazonの検索結果や商品詳細ページの広告枠に対象商品を広告露出できます。

広告商品に類似した商品やキーワードが、Amazonに自動で判断されるターゲティング方法でもあるため、最初の運用は他の広告と比べると簡単であり、初心者でもチャレンジしやすい広告です。

■スポンサープロダクト広告を使用する目的

商品に興味のあるユーザーに対して、検索結果一覧や商品詳細ページなどに広告を表示させることで広告商品を認知させ、クリックされることで購入検討、購入へと促します

また、競合商品のページに流れた場合でも、類似商品として商品ページ内に広告を表示し、再度の流入を狙うことも可能です。

— 広告の掲載例 —

▼デスクトップ(PC)

▼スマートフォン

下記で解説する2つの広告はAmazonブランド登録が必要になります。

2┃スポンサーブランド広告(ブランド登録必須)

続いて、「スポンサーブランド広告」になります!

スポンサーブランド広告を利用するには「ブランド登録」が必須になります。

広告を表示させたいキーワードや商品でターゲティングを設定することで、ブランドロゴや見出しなどを含めたクリエイティブやブランド内の複数商品を集めた広告を検索結果上位など目立つ箇所に表示することができます。

広告をクリックした誘導先も、商品詳細ページや、Amazonストアページ*にも指定が可能です。

*Amazonストアページとは、ブランド登録者が作成可能なAmazon上でのブランド紹介ページになります。

■スポンサーブランド広告を使用する目的

Amazonユーザーの目につきやすい位置に掲載されることで、商品認知・発見を促したり商品のブランドやブランドストーリーの認知拡大にも繋がります。

— 広告の掲載例 —

▼デスクトップ(PC)


▼スマートフォン

↓スポンサープロダクト広告・スポンサーブランド広告について下記の記事もご参考下さい!

広告運用で売上拡大!スポンサープロダクト広告を始めよう!

また、スポンサーブランド広告には、【スポンサーブランド動画広告】も追加されました。
スポンサーブランド動画広告とは、スポンサーブランド広告と同条件で広告クリエイティブに動画を掲載できる広告です。

商品ページにアクセスする前に商品やブランドについてアピールでき、
動きが付くことで目立ち、画像や文字では表現しきれなかった商品の特徴を伝えやすいことがメリットです。

— 広告の掲載例 —

▼デスクトップ(PC)

▼スマートフォン

↓スポンサーブランド動画広告の詳細については下記の記事もご参考下さい!

ついに実装!Amazonスポンサーブランド動画広告とは?

3┃スポンサーディスプレイ広告(ブランド登録必須)

最後に「スポンサーディスプレイ広告」です。

スポンサーディスプレイ広告は、広告対象のASINに関連する商品やカテゴリ、Amazonのデータを活用した「特定の興味・関心を持つユーザー」をターゲティングとして設定します。

Amazon内の商品詳細ページやその他の商品関連ページに表示することができる広告で、Amazonトップページを始めあらゆる箇所に配信がされます。

■スポンサーディスプレイ広告を使用する目的

特定の商品やカテゴリを検討しているユーザーへ商品の露出拡大をしたい場合や競合商品を閲覧しているユーザーなど、ブランドスイッチを促進したい場合に効果的です。

また、広告商品を閲覧または購入したユーザーへのリターゲティングやこれまでのAmazon内行動から想定されるセグメントに対する配信が可能ですので、リピート購入を促すこと、購入意識の高いユーザーに広告配信することができます。

※Amazon内行動から想定されるセグメント例:興味関心(料理好き)、ライフスタイル(特定の車ユーザー)など

— 広告の掲載例 —

▼デスクトップ(PC)

▼スマートフォン


↓スポンサーディスプレイ広告について詳細は下記の記事もご参考下さい!

【Amazon広告】リタゲできる?Amazonスポンサーディスプレイ広告の概要解説

AmazonDSP広告について

Amazon出品者様ご自身で配信運用ができない広告ですが、前述までに解説した3種類のAmazon広告に加えて、AmazonDSP広告という広告サービスもありますので解説しておきます。

※AmazonDSPはAmazonが直接運用するマネージドサービスと弊社を含む一部の代理店等で取り扱いが可能なセルフサービスの2種類があります。

こちらはAmazonの膨大な閲覧/購買履歴をもとにした詳細なターゲティングが利用でき、Amazonサイト内部、Amazonサイト外部のウェブサイトに向けても配信できる広告です。

 

上記で触れた、スポンサー広告と併用して運用することで相乗効果が生まれ、スポンサー広告で刈り取り切れなかったユーザーをAmazonDSP広告のリタゲーティングで刈り取るなどの用途を果たします。

まずは上記3つのAmazon広告の実施から着手し、さらなる露出拡大や今後の購入検討層ユーザーの育成などを実施していく場合には、AmazonDSP広告の導入をご検討するのが良いでしょう。

↓AmazonDSP広告については下記の記事もご参考下さい!

Amazon専門コンサルティングを展開するアグザルファ、「Amazon DSP広告運用代行」のサービス開始のお知らせ

まとめ

Amazon広告の各種特徴や目的などイメージは伝わりましたでしょうか?

Amazon広告は、Amazon出品には欠かせない重要な施策であることには間違いありません。

露出拡大、ブランド認知、商品購入、他社からのブランドスイッチなど、広告の目的によって様々な運用方法がございますので
まずは広告の種類や特性をご理解頂き、徐々に各広告を活用して目的に合った運用を行って参りましょう!

Amazon広告&Amazon DSP広告についてお悩みでしたら、まずはお気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の記事はYouTubeでも解説しています。⬇

今後もAmazon出品者の皆さまにプラスとなる情報を発信して参ります!
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。

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┃メディア掲載情報

『Amazon DSP』の活用で、Amazonサイト外部からも集客やブランディング戦略の実現を(2021年7月28日公開「ECのミカタ」)

https://ecnomikata.com/original_news/31081/


『Amazon DSP』の活用で、Amazonサイト外部からも集客やブランディング戦略の実現を

Amazon専門コンサルタントに学ぶ「Amazon戦略成功の裏側」(2020年11月18日公開「ECのミカタ」)

https://ecnomikata.com/original_news/27993/


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